みなさん、こんばんは。
こんな話を聞いたことありませんか?
『小中高の学校の先生は、社会経験がないから日本の教育をダメにするんですよ。』
これね。
実際に、私の後輩が言ってきた言葉なんです。
彼が、独立して会社を起こしたいから相談に乗って欲しいというので、食事をしながら色々と話をしていたのですが…
何かの拍子に、そんな話題になったんですね。
まぁ、考え方は人それぞれなので、特に否定するつもりはありません。
でも、なんでそう思ったのか。彼に聞いてみたんですよ。
すると…
『いや、周りの社長もみんな言っていますよ!』
・・・・・・
・・・
はぁ?
國『うん。周りの社長が言っていたって話はどうでもええねん。なんでアナタがそう思ったのか教えてよ。』
後『いや、だから。僕の周りの社長がみんな言ってるからですよ!』
・・・・・・
・・・
はぁ?
これは…ヤバいw
教員採用試験合格者の平均年齢しらんのかいw
木村泰子さんや工藤勇一さんをしらんのかw
『みんなの学校』を観たことないんかw
あまりに無知というか…無責任というか…ショックでしたね。
その場で起業を諦めさせましたよ笑
今日は『考察が正しい判断をさせる』そんお話です。
目次
どれだけ『考察』したかで『正しい決断』できる
『正しい決断』と表現しましたが、正しくは『自分が納得した正しいと思える決断』ということです。
特に新たなことにチャレンジする際、考えが『正しい』か『間違っている』かなんて、誰にもわかりません。
データを基に考えることは大切ですか、データは所詮、過去の産物です。
だからこそ、経営者には『決断力』が求められるわけです。
『考察』とは、物事を明らかにするために、よく考えよく調べることです。
彼には『考察力』が圧倒的に足らないと感じたんですね。
経営者が『よく考えず』『よく調べない』まま、経営方針を決断していたとするなら…
その会社の未来がどうなるか。
誰もが想像できるはずです。
考察が出来ない人が持つ『5つ』の特徴
『正しい決断』とは、あらゆる情報を知り、学んだことから、『自分はこうする』と決めることです。
『誰かがそうしていたから』『誰かにそう言われたから』というのは、失敗した際、その誰かに責任を負わせようとする言い訳です。
子供の頃、学校の先生に叱られたとき言われませんでした?
子『たかし君がやってたから、僕もやりました。』
先『ほな、たかし君が死んだら、お前も死ぬんか?』
そんな無茶苦茶なw
でも、そういうことですよ。
なかなか、的を射ていますw
ビジネスに置き換えて、考えると…恐ろしいですね。。。
経営者は、失敗を他人のせいにしても何も好転しませんから。
だからこそ、経営者は自身で考察し、決断しなければなりません。
では、考察することが苦手な人には、どんな特徴があるのか見てみましょう。
人を信じて疑わない
一言でいうと、騙されやすい人です。
騙された人は、周りからこんな風に言われるんですね。
『騙されやすいのは、人がいいからだよ。あなたは悪くない。』
もう騙されてますよw
人がいいから騙されるんじゃないです。
世の中を知らないだけです。
でも…
『そんなこと言ったら傷付くよなぁ』
『可哀そうだな』
そう思っているから、本当のことをアナタに言わないだけです。
早く気付いてください。それは、ただ同情されているだけです。
『マサチューセッツ大学が…』
『政治家が…』
『医者が…』
そんな前置きをされると、無条件に信じて『考察すること』を止めてしまうという方も多いですね。
マサチューセッツ大学が、どこにある大学なのかも知らないくせにw
表面上のことばかりを気にしている方や自身の仕事にプライドを持っていない方、無責任な方に多い特徴ですね。
だから、知り合いの社長が言っていたからなんて言えるんです。
対象を一括りに考える
『関西人は面白い』
これ…なんですかねw
『関西人はうるさい』
これも何ですか?w
関西人がみんな面白かったら、関西人は全員芸人になってますよ。
私のように、オモロない関西人もいますw
私のように、物静かな関西人もいますw
『一括り』に何かを見ることは、『真実』を見えずらくし、誤った決断をしてしまいます。
人種差別問題なんかも一緒です。
肌の色で人を区別することに、何の意味があるんでしょうか。
『東大は日本一』って言葉ありますよね。
無条件に日本一だって思ってませんか?
『一括り』に日本一って、言っていますが…
一度、考えてみませんか?
あれって、何が『日本一』なんでしょう?
- 入試の難しさ?
- 官僚の輩出数?
- 創設年数?
- 卒業生の平均年収?
- 起業者数? etc…
なんですか?
あなたなら、どう答えますか?
私なら、こう答えます。
【東大は、日本一『広報費』をかけなくてもいい学校】
広報費が『かかっていない』学校じゃないですよ。
広報費を『かけなくてもいい』学校です。
東大がCM打ってるの見たことないでしょw
国公立の学校には、広報予算がない?
そうでしょうね。
でも、広報予算がないのと、広報活動が出来ないのは、全く別の話です。
現に、同じ国立大学でも、CMやガイダンスを行っている学校はあります。
東大が広報費をかけなくてもいい理由は簡単です。
広報しなくても、入学希望者が集まるからですね。
そういう意味では、『東京大学は日本一』という曖昧な表現により、上手くイメージ戦略している『日本一ブランディングが上手い学校』とも言えるかもしれません。
教師の社会経験もそれぞれです。
一括りに、社会経験がないと決めつけるのもどうかと思いますね。
偏った情報ばかりを収集する
『トルクメニスタン政府は、国内における新型コロナウィルス感染者は0名であると発表しました。』
考察できない人は…
『へぇーすげーな』で終わります。
考察初級者は…
『へぇーなんで0名に抑えられてるんやろ?』となります。
ちなみに、トルクメニスタン大統領の公式見解は…
『薬草を焼いた時に出る煙が感染予防になる。』と発表しています…
大統領が薬草を飲む姿も国営放送で流していますね。
初級者は、ここまで調べて終わりますね。
考察中級者は…
『ほんまかよ?』となります。
そして、薬草が本当に効くのか調べるでしょう。
まぁ…調べる必要もなさそうですが…
なんせ、どんな感染症にも効くと豪語してますからw
実際に燃やしている場面を見ると…祈祷のような感じですね。
考察上級者になると…
なぜ、トルクメニスタンが頑なに『感染者0名』をアピールするのかを考えるでしょう。
国境なき記者団の取材では、トルクメニスタンの国民は…
- コロナの話題を話すだけで逮捕される
- 感染が疑われるためマスクの着用は禁止
- 医療従事者は、情報漏洩をさけるため携帯電話を没収されている
そんな話も出ています。
どちらが正しいんでしょうか?
そんなことは、誰にもわかりません。
薬草が本当に効いているかもしれないし…
本当に『感染者0名』なのかも知れません。
逆に、コロナ感染者発生を隠すために、隠ぺい工作を政府が図っている可能性もあります。
重要なことは、ひとつの意見だけでなく、その反対意見も調べてみる。
さまざまな角度から物事をみて、自身がどう考え、どう決断するかです。
それが『正しいか』『正しくないか』は関係ないんです。
あなたは、トルクメニスタンでの『コロナ感染者0名』について、どんな考察をしますか?
本を読むだけでわかった気になる
まぁ、本に留まらず。
例えば、講習や人から聞いた話なんかもそうですね。
講習を受けただけで、あたかも全てを理解したように感じ、満足して終わる人ね。
『ええ話、聞いたわー』で何も行動しない方の多いことw
高い勉強代支払って、何の役にも立ってないってやつね。
それ、悪徳コンサルのカモにされるパターンですよ。
教えてもらったことに満足して行動しないので、それが自分に合っているのかもわからないまま知識だけ持ってるんですね。
しかも、うっすーーい知識ねw
なんでも実践しないと身に付かないんです。
本気で身に付けたい、変わりたいと思う人は実行します。
そして、どうすればより良くなるか考察します。
実行しない人は、考察自体しない人ということですね。
教師の社会経験が、どうこう言う前に行動せいよw
疑問を持たない
国が情報操作をするはずがないと思っている人は、未だに多いですよね。
『3億円事件』を忘れたんですか?
3.11アメリカ同時多発テロは自作自演?
そんなもん、陰謀論者の戯言や!
ほんとにそうですかね。
小さな会社だって、モノを売るために必死で販売戦略を考えているわけです。
国が考えないわけないですよ。
しかも、一国の情勢の舵を取るような人なんだから、私たちでは想像できないくらい優秀な人が考えて実行しているわけです。
『南京大虐殺』にしても、どうかと思いますよ。
30万人を虐殺した?
そんな人数が、あの都市にいたとは驚きです。
中には虐殺は0名だったって意見もありますからw
0人~30万人って、差がありすぎるやろw
何が正しいのかは、わかりません。
でも、自分の意見を持つことは可能です。
『都市伝説はくだらない』という人もいますが…
都市伝説が本当だったこともありますよ。
例えば…
『アメリカには、マフィアが存在して薬物売買を行っている。そして、それは政治家を巻き込んだ大組織である』
こんなことは、今は当たり前の事実ですが…
1963年にマフィアのボスが詳細を告発するまで、民衆のみならずFBIですら、何も知らなかったんですから。マフィアが存在していること自体を知らなかったんですよ。ただの都市伝説と高を括っていたわけです。
UFOだって、合成映像って言われたけど…
ついにアメリカ国防省が公表しましたからね。
考察に重要なことは…
『なんで?』
『どうやって?』
『ホンマに?』
という疑問を持てるかどうかです。
疑問を持たないことは、考察の機会がないということなんです。
だから疑問を持つというのは、非常に大切なことなんですね。
今日は、ここまで。
人は、権威や著名なものからの情報を無条件に信じてしまう傾向があります。
テレビで流れている情報が。
新聞で書かれている情報が。
インターネットで書かれていることが。
すべて真実とは、限りません。
あなたを信じて働いてくれている社員とその家族を守るためにも。
自信が納得する決断が出来るまで、考察し続けなければなりません。
独立したいと相談してきた後輩にも、フェイクに騙されることなく、組織を率いる人であってほしいと、アナタは起業する前に学ばないといけないことが沢山あると伝えました。
彼は、独立のために日々勉強の日々を送っています。
では、ばいなら。
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