あなたは、空気が読める人ですか?
それとも、空気が読めない人ですか?
私は。。。
自分では、空気を読んでいるつもりなんですが…
仕事では、完全に『KY』やと思いますw
結構、上司や同僚にイヤな顔されてきましたw
でも、ホントに仕事できる人って…どんな人なんでしょうね。
今日は、そんな仕事の場面における『KY』のお話です。
『和』をもって仕事をするという日本文化
日本には『和』という、美しい言葉があります。
『和をもって仕事をしよう』
そう部下に伝えている上司も多いんじゃないでしょうか。
ただ、私は、どうも『和ありき』でチームビルディングが進んでしまっている企業が多いんじゃないかと思います。
チームというものは、『個』の力を集結させ、お互いの強みを発揮し合うことで、補完するものやと思うんです。
それこそが、『和』だと思いませんか?
でも、どうも調和を気にして、右向け右が『和』であると勘違いしている方が多いように思うんです。
まあ日本では初等教育から、人と合わせることを、美学として教育してますからね。
『人と違うことをすることはダメなこと』
『一人だけ意見が違うことは変なこと』
『足並みを揃えないことは恥ずかしいこと』
そうやって、教育されてきましたもんね。
でも私からすると、それって全然『和』になってないよって感じてしまうんですよね。
そろそろ、右に倣えは辞めにしませんか?
空気を読める人が優秀な人材であるという錯覚
調和を重んじることは、大切なことですが、あまりにも調和を気にするあまり、上司の意見に異を唱えることが、ダメなことのような扱いを受けることがあります。
企業にとって、優秀な人材とは、扱いやすい人材ということでしょう。
上司の指示を待ち、その通りに動き、作業に徹する。
これこそが、日本文化がいう『和』になってないですかね。
当然、仕事をする中で、上司の指示ばかり待っているということは、現実的にはないと思います。
それでも、判断しなければならないときは、上司ならこうするであろう選択をし、業務を進める人が、空気を読める人ということになるでしょう。
『ミスは誰かの責任ではなく、全員の責任である』と声を上げることが調和を守り、人を傷つけないようにすることが、空気が読めることだと信じている。
上司や同僚と意見が食い違ったとしても、対する意見が多いようであれば、自身の考えは引き、封印する。
めちゃめちゃ空気読めてますねw
民主主義を多数決で決めるものと思っているんでしょうか。
失敗の真因を追求することもなく、傷をなめ合っている組織に良い結果は持たされるのでしょうか。
それでも企業は、そんな『空気が読める人』を重宝します。
なぜなら、そのほうが楽だし、何より上司と違う意見を唱える者は、危険分子だと思っているからです。
そういう企業が令和の時代、淘汰されていくのは目に見えています。
『KY』が企業の救世主になる!
一方、『KY』は、たとえ調和を乱したとしても、目的を達するために行動し続けようとします。
『目的達成』=『企業の成長』だからです。
上司だろうが、先輩だろうが、自分以外が全員反対意見だろうが…w
納得するまで、あらゆる角度から意見をぶつけます。
但し、お互いが意見を出し尽くした上で、ベターな案がまとまれば、それに沿って徹底的に業務を行います。
私が言う『KY』は、何も独りよがりのスタンドプレーを好む人のことではありません。
例えば…
長い会議もようやく終盤に差し掛かり、そろそろ大筋が決まりそうなタイミングで、ふと新たなアイデアが浮かんだとしましょう。でも、そのアイデアは大筋で決まりそうな案を根底から覆すようなアイデアです。
あなたは、終わりかけの会議を、上司がまとめようとしているのを止めて、意見を言うことはできますか?
空気が読める人は、きっとアイデアは胸にしまっておくでしょう。
『KY』の私は…やっぱり言ってしまいますねw
私が尊敬する大先輩もよく言ってました。
『すべてを覆すような意見で申し訳ないんやけど…』
この大先輩の言葉を聞くたびに、ワクワクしましたね。
次は、どんな面白いアイデアが飛び出すんやろうと。
そして、大抵そのアイデアは斬新で実行してみる価値のあるものばかりでした。
私は、この大好きなKY大先輩に憧れて、こんな上司になりたいと、目標にさせてもらっていました。
そりゃ、俺もKYになるわなw
そして、私を慕ってくれた数少ない後輩たちも揃いも揃ってKYですw
これからの時代、『KY』が会社の危機を救います。
『KY』バンザーーイ!
今日は、ここまで。
人にどう思われるかばっかり考えてても楽しくないでしょ。
自分の思うがままに生きてこそ、あなたの人生です。
では。ばいちゃ。
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