『え⁉雑炊も⁉』戦国時代の出来事が由来になった言葉

教育
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雑炊って、戦国時代に出来た言葉なんだって!

これは…知らなんだな。

ということで、チョイとまとめてみました。

『戦国時代の出来事が由来になっている言葉』

いってみよー。

雑炊

炊いたご飯に、更に水を足して煮込んだ料理ですね。

合戦中は、ごはんをいち早く食べなければなりません。

そこで、ごはんを煮込んでかき込みやすくする『粥』が考案されるわけですが…

お粥って、ちょっと粘り気ありますよね。

そこで、さらに水を足して、サラサラっと飲み込めるように煮込んだわけです。

これを『増水』と言っていました。

これが、思いのほか食べやすく、合戦中でなくても食するようになります。

増水に、野菜や魚を加えて煮込む料理も登場し『雑炊』と名を変えていったというわけです。

焼きが回る

経験や年齢と共に次第に腕が衰えていくという場面で使われる言葉ですが…

これは刀の焼き入れの際、焼き時間が長すぎると逆に刃が脆くなることから、一定期間が経ったものは、本来の力が出せなくなることを表した言葉になりました。

焼きをいれる

ヤンキーたちが後輩をイジメるときに使っていた言葉ですね。

刀の刃を強くするには、焼きをいれて、叩く工程を繰り返すことから、後輩を叩くことで強く育てる意味として使われます。

あまり良い言葉としては、使われていませんが、本来は鍛えるという言葉だったんではないでしょうか。

山勘(やまかん)

当てずっぽうのことですね。

テストでよく使いましたw

これは、武田信玄の軍師『山本勘助』を略した言葉です。

軍師『山本勘助』は、自身の直感により数々の予言をした人物とされています。

そこから、勘に頼る。山勘という言葉が使われるようになりました。

三日天下

権力を保持した期間が短いことを揶揄した言葉。

本能寺の変で、織田信長を討った明智光秀が、山崎の戦いで豊臣秀吉に討たれるまでの期間が短かったことから出来た言葉ですね。

実際に、光秀が討ち取られたのは、本能寺の変から11日後です。

刺身

これ気になってたんですよね。

なんで『切り身』じゃないんやろってw

武家社会では『切る』という言葉が禁忌だったようです。

縁起が悪かったんでしょう。

そこで『切る』ではなく『刺す』を使ったとされています。

『刺す』やったらええ理由が見当たりませんがwww

伊達男

これは、伊達政宗から来ていますね。

伊達政宗が当時関白であった秀吉に対応する際、派手な衣装を着てパフォーマンスを行ったことから、オシャレで男気ある者を『伊達男』と呼ぶようになりました。

名乗りを上げる

自分の名前を告げることを指す言葉です。

これは戦国時代、戦のまえに敵に大声で自己紹介をしたことから来ている言葉です。

戦いに加わることを明確に伝えたわけですね。

狼煙を上げる

戦国時代、作戦実行の合図は狼煙で行っていました。

そのことにより、大きく戦局を動かすという意味合いで使われるようになったワケです。

勝鬨を上げる

戦国時代、敵味方入り混じっての大戦争が起こっているわけです。

その状況の中、無駄死にを極力減らすため、敵方武将を討ち取った際に勝鬨を上げて、勝利宣言を行ったわけです。

要するに、勝者が『えいえいおー!』と大声で戦争終了を告げたわけです。

これは、武士のマナーですね。

大政奉還後に、『えいえいおー!』は万歳三唱に変わったとされています。

今日は、ここまで。

へぇーってやつも結構ありましたねw

では、ばーい。

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