優秀な人材を獲得する方法vol.2【教育編】

教育
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ムシムシと暑い日が続く、今日この頃。

みなさん。いかがお過ごしでしょうか。

私は、いかにクーラーを付けないかという、どーーでもいい自分との死闘を繰り広げております。

この記事を作成している、今も、汗だくです。

そろそろ、蒸し豚になりそうですw

さて、今回は『優秀な人材を獲得する方法vol.2【教育編】』です。

前回の『優秀な人材を獲得する方法vol.1【採用編】』をご覧になっていない方は、そちらも併せてお読み頂ければ幸いです。

では、いきましょう。

優秀な人材は、自社生産するべし

前回の記事でもお伝えしたように、『採用』ではなかなか優秀な人材と出会うことはできません。

『採用』で優秀な人材に出会うのは、宝くじを当てるようなものです。

でも、実際に優秀な人材を抱えている企業はたくさんありますよね。

あれは、自社で育ててるんですよ。

『嘘や!有名企業は、入社希望者で溢れかえってるやん。優秀な人材は、そこに集まってるんや。』

うん。確かにそうですね。

誰もが入社したいという会社は、当然、優秀な人材も集まりやすい会社であることは事実です。

でも、考えてみてくださいよ。

どれだけ有名な企業でも、最初は小さな会社から始めたところがほとんどです。

そんな小さな駆け出しの会社に、今と同じように入社希望者が集まると思いますか?

そんなことは、ないはずです。

企業として、成長し続けた結果、大企業となり、入社希望者が溢れているんです。

優秀な人材は、教育によって、育てる他ない

『採用』で優秀な人材と出会えないのなら、『教育』によって、優秀な人材を育てるしか道はありません。

『教育』のデメリットは、時間とコストでしょう。

教育は受ければ良いというものではありません。

実践を繰り返す中で、自分のモノにしなければ全く意味がないんです。

成果が継続して出るまで、それなりに時間はかかります。

そして、コストも安くはありません。

『教育は贅沢品』なんです。

だから、避けてこられた会社も多いんじゃないかと思います。

それでも、会社の未来を考えれば、『採用』よりも『教育』に時間とコストをかけるべきです。

何度も言いますが、『優秀な人材』は教育によって、育てる他ないんです。

なので折角、コストをかけるのなら、『教育』を選択するほうが賢明です。

リーダーの最も重大な責務は『人材育成』である

リーダーの最も重大な責務は、

『人を育てる』

これに尽きます。

分かりやすいように、リーダーとしていますが、上司、先輩、親、教師など立場に置き換えてくださいね。

ピーター・ドラッガーは、人材育成について、次のように述べています。

『人材育成の要点は、一流の人材と働かせることである。』

要するに、部下は、よい上司に出会うことによって、言葉や行動を学び、育つということです。

このように『よい上司』は、『よい部下』を育てます。

『よい上司』に育てられた『よい部下』は、いずれ『よい上司』になり、『よい部下』を育てます。

分かりにくいなw

イラスト差し込みますねw

こんな風に、正のスパイラルが生まれるんです。

それは、いずれ会社のカルチャーとして、強く根付いてくれるはずです。

いつ優秀な人材に出会えるかわからない『採用』を選択するよりも、確実に結果が出る『教育』にコストをかけたほうがいいということです。

誰が教育の先陣を切るか?

これは、絶対です。

教育の先陣を切るのは、TOPの『あなた』です。

組織に新たなカルチャーを植え付けたい時、必ずトップが先陣を切らなければなりません。

例えば、会社のNo,2に教育を丸投げしたとしましょう。

No,2は、必死に部下育成を行います。

でも、部下がNo,2から受けた教育と、トップの考えに誤差が生じた場合、すべてが水の泡になるんです。

それどころか、部下は何を信じていいのか分かりません。

最悪の場合、不安は不信感へと変わり、職場環境が悪化してしまいます。

なので、必ずトップ自らが育てなければなりません。

この場合、トップが育てるのは、No,2ということです。

どちらにせよ、トップ自身が『教育』について知らないと、なかなか上手くいかないということです。

コンサル会社を入れるのもアリ?

注)ここでは、分かりやすいようにコンサルという表現を使います。細かいことはお気になさらずにw

今は、何でも自社でこなす時代から、アウトソーシングを取り入れる時代に変わっていますから、コンサルに頼むのも良いと思います。

但し、注意が必要です。

この時も、まずTOPである『あなた』から教育を受けるべきです。

理由は、先ほどと同じです。

例えば、コーチングを学ぶために、コンサルを投入したとしましょう。

あなたは受けずに、部下だけを受けさせるとどんな問題が起こるか。

部下は、当然、学んだことを実践しようとします。

しかし、あなたが部下と接する時に、コーチング技術を使わなかったら、部下はどう思いますかね?

『俺らにばっかりやらせて、自分はやれやれ言うだけで何にもせーへんやん』

となるわけです。

会社の成長と部下の生活を守るために、安くないコンサル費用を捻出したにも関わらず…悲しい結果に終わってしまいます。

コンサル会社の選び方

一概にコンサル会社と言っても、さまざまなものがあります。

コンサル会社なら、どこでもいいというものではありません。

今は何でも特化する時代ですから、各コンサル会社にも特化した特徴があります。

なので、自身の困り事を解決してくれる会社を選ぶことからスタートですね。

そして、何社かとは一度あって、話をしてみるべきです。

コンサルもピンキリですからw

全ての人がとは、当然思っていませんが、中には酷いコンサルもいます。

専門用語を並べ立てる

コンサルがよく使う手法ですw

横文字をバーーーっと並べるんです。

これね。

コンサル側の意見だけを言うと、日本語で説明すると長くなってしまうんですよ。しかも日本語って、色んな解釈が出来てしまうでしょ。なので『共通認識』を持つ意味合いで、横文字にしたほうが整理しやすいんです。

ただ…それって、クライアントに関係あります?

私はコンサルティングにおいて、最も重要なことは、クライアントの困り事を解決することではなく、クライアント自身が解決する知識やスキルを身に付けることやと思っています。

そう考えると、クライアントに伝わる言語を選ばないとダメじゃないですか?

全然、クライアントのこと想ってないですよね。

でも中途半端なコンサルって、なんとか契約を継続させようとするんですね。

その手法の一つが、横文字作戦です。

クライアントが知らないワードを並べ立てて、不安を煽るわけです。

『まだまだ勉強が足りない』『この人がいないとダメだ』と思わせるんですね。

私、何人かのコンサルを問い詰めたことあるんですw

すみません。って言ってましたw

認めるんかい!

核心をついた質問をすると逃げる

こんな人もいますよ。

ベラベラと気持ちよさそうに話しているので、核心をついた質問を投げかけてみると、途端にボリュームダウンして、モゴモゴ言い出す人ね。

でもね。

口は達者ですよ。

問題をすり替えようとしてきます。

当然、逃がしませんw

最終的には、一緒に考えたいと言い出す始末。

教えたるって、息巻いてたんちゃうんかい!

教え方が下手

これは…仕方ないのかも知れませんね。

彼らの多くは、頭が切れて、分析も得意で、経験もありますが…

本当の意味で、教育に携わった経験はないですからね。

たとえ話が、全然たとえられてないやんって、よくある話です。

教える順番が、違ったりねw

これは、もしかすると教育に携わっている人間にしか、わからないことかも知れません。

私も鬼ではありませんw

この場合は、何も言わず微笑んで状況を観察しております。

それでも、分かりやすいことに越したことはないですよね。

どれだけ知識があっても、どれだけクライアントの問題点を見つけても、どれだけ改善策を提示しようとも…

残念ながら、クライアントに伝わらなければ何の意味もないんです。

一度、講習会のようなものに参加したとき、ホントに教え方が酷いコンサルに出会ったことがあるんです。

口は上手いので、それなりに聞こえるんですが…その言い方したら勘違いする人もおるやろなって感じを連発する人だったんですね。

講習会後に、隣で受けていたおじさんに、どうだったか聞いてみたんですが…

案の定、勘違いしておられました。

彼は、満足した顔で帰っていきましたが…

どれだけ頭が良くても、きちんと教えてくれないコンサルを選んでしまうと後悔します。

今日は、ここまで。

リーダーの仕事は、人材育成であるということを忘れずに仕事をしたいものです。

では、サヨウナラ。

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