『負けず嫌い』
これって、負けないことが嫌いって意味になってない?
『負け嫌い』か『負けず好き』で初めて負けることが嫌いになるよな…
みなさん、こんばんは。
さて、『人を動かす』といった場面で、あなたはリーダーシップを発揮しますか?
それとも、人をコントロールしようとしますか?
上司が部下を動かそうとしたとき、意外とコントロールしようとする方が多いように思います。
今日は、人を動かす方法のお話です。
部下をコントロールしようとしていませんか?
はじめに言っておきますが…
自分の思うように部下を動かそうとすることは、無能な上司がやろうとすることです。
そもそも、部下を思い通りに動かそうとすること自体が、チャンチャラおかしいということに、是非気付いてください。
そして、部下をコントロールしようとすることに、何ひとつメリットはありません。
例え、部下が動いたとしても、それは言われた通りに動いただけであり、生産性は全く上がりません。
やりたいと思ったことではなく、やらされていることだから、余計に生産性は下がります。
でも、上司は言うわけです。
『やらされていると思うな。考えろ。』
いや。
無理ですw
違うことをしようとすると、色んな出来ない理由を並べて、上司の意見に従うように誘導されるんですから。
それがコントロールということです。
これを上司にされると、部下は考えることを諦めます。
考えたところで、上司の指示に従うということは変わらないからです。
考えられないのではありません。
考えることが無駄だけら辞めただけなんです。
上司のあなたが、考えることを諦めさせたことに気付いてください。
圧倒的なワンマン経営でやり抜くなら良いのかもしれません。
それでも、部下は入れ替わりが激しくなり、いつまで経っても、自身に時間の余裕が出来ることはなく、生産性も上がらないでしょう。
部下が働きたくなるリーダーシップ
一方、リーダーシップにより、部下を動かそうとする上司は、しっかりと部下が育ち、生産性も向上します。
有能なリーダーは、まず部下に目的を話します。
そして、明確なゴール設定をした後、条件およびルールを共有します。
あとは、期日まで、部下が自身で考え実行した内容を確認し、ズレていればその都度、修正を加える。
上司がチームのトップとして、部下に指示を出すのは、仕事を始めるまでです。実務が始まれば、リーダーはフォロー役に徹しなければなりません。
このプロジェクトが成功したら、どんな良いことが部下に待っているかを語り、叱咤激励しながら、部下がモチベーションを保てるフォローをし続けることです。
それにより、部下自身が、仕事への動機づけや目的意識を持つことができ、一気に生産性は上がります。
また、部下それぞれがレギュレーションに沿って、アイデアを出していくので、思った以上の成果が出ることも少なくありません。
そのような組織を作ることができれば、上司の時間に余裕ができ、プロジェクトに対する、リスクヘッジが出来たり、次のプロジェクトの準備に移れるわけです。
良いことしかなくないですか?
リーダーシップを発揮しましょ!
【まとめ】どうしたら部下が動いてくれるか
先の説明でもお伝えしたように『目的』『動機付け』を最優先にすることです。
『やってみたい』
と部下が本気で思ってくれたら、精力的に動いてくれます。
この『やってみたい』『成功させたい』という思いを消さないことです。
そのために『承認』を土台とした、叱咤激励を繰り返すわけです。
絶対にしてはならないことは、
部下に考えさせておいて、根底から覆すような、ちゃぶ台返しをすることです。
これをした瞬間に、部下は考えることを諦めます。
そうならないためには、レギュレーションを明確にしておくことが重要です。
上司は、部下に時間がムダだったと思わせてはいけないんです。
そのためにも、明確な条件とルールを事前に提示しておきましょう。
今日は、ここまで。
人をコントロールしようとせず、いかに気持ちよく動いてもらうかに注力しましょう。
あなたのリーダーシップが問われます。
では。さらば。
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