もう誉めずにはいられない!誉めないあなたもクセになるYATAGARASU流『誉め方講座』

インタビュー教育
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甲子園中止のニュースを見て、ふと思ったんやけど…

あらゆるスポーツの中で、コートの大きさが野球だけ決められてないの何でなん?

ラグビーでも柔道でも卓球でも、コートの大きさは全世界共通やん。

なんで、野球だけ球場によって違うんや………

どうでもいいことが気になった、今日この頃…

みなさん。いかがお過ごしでしょうか。

人を誉めることが苦手な人っていますよね。

私もその一人でした。

なにを誉めたらいいか、わかんないんですよね。

でも、ちゃんと誉め方のコツってあるんです。

それを身に付けてからは、そんなに困ったことはありません。

嘘はダメですよw

思ってもいないことを言うと、必ずバレます。

私の嘘は、実の姉にすべてバレますw

『なんでこんなバレんねん!』と思って、子供の頃、一回聞いてみたんですよ。

姉『あんた、ウソついたら、鼻ふくらむねん。』

………はっずぅーーーー////

あなたの嘘も鼻のふくらみ加減でバレてますよw

ウソをついて、人を誉めても…

逆に、嫌な想いをさせたり、関係性が悪化します。

おべんちゃらは封印してください。

今日は、どうすれば相手を上手に誉められるようになるか、そんなお話です。

前回の『誉める』と『叱る』は同意語か?を読んでいない方は、そちらを読んでから、このブログを読み進めたほうが分かりやすいと思いますので、是非どうぞ。

『人』は、もともと『誉める』ことが苦手な生き物

結論から申し上げると、誉めることが苦手な真因は、『人』だからです。

次のイラストを見てください。

食べかけのドーナツのイラストですが、どこに目がいきましたか?

ほとんどの方が、ドーナツが欠けている部分に目がいったのではないでしょうか。

『チョコレートが掛かって美味しそう!』と思った人は…

誉める天性を持って生まれたか、ただただ卑しいかwどっちかです。

冗談はさておき。

人は『欠点』を見つけるように作られた生き物なんです。

それが、防衛本能なのか、何なのかは、専門家じゃないのでわかりませんが、ドーナツを見てもらえればわかるように、確かに『人』は、『欠点』を探すことについては天性の才が備わっています。

要するに、『欠点』に目がいくから、『美点』が埋もれてしまうということです。

はっきりと申し上げておきます。

この世に生まれた人で、『欠点』を持ち合わせていない人はいません。

同じように、『美点』を持ち合わせていない人もいません。

どんな人でも、必ず『美点』はあります。

多くの書籍が『誉める』>『叱る』と記しているのは、そう意識しなければ、人の優れた部分が埋もれて、見えなくなってしまうからです。

もう一度、言います。

人は『欠点』に目がいってしまう生き物です。

あなたが、意地悪なのではありません。

人は皆、そう作られた生き物なのです。

誉めることが苦手な人が持っている『3つ』の特徴

大前提として、人は『欠点』に目がいく生き物であることは前述の通りです。

それを踏まえた上で、誉めることが苦手な人の特徴をお話しします。

当てはまる方は、自分にはそういう癖があることを認識した上で、誉めるポイントを探してもらえればと思います。

目線(求めるレベル)が高い

最上位の目標設定を高くすることは、良いことです。

但し、対象者の現状レベルを把握し、段階の目標設定をしなければ、誉めることはなくなります。

例えば、子供の将来の夢が、プロサッカー選手だったとしましょう。

子供にいきなり小野伸二バリのテクニックを求める大人はいないですよね。

もし、求めたとしたら、小野伸二を超えない限り、誉める箇所ひとつもないですよw

片足だけを使ったドリブルから始めて、両足が使えるようになって、足裏でのコントロールが出来るようになるみたいな段階が必ずあります。(サッカーのことあんまりわからんけどw)

これは、勉強にしてもそうですし、人間性にしても同じです。

足し算引き算から始めて、掛け算割り算ができるように。

返事から始めて、挨拶が出来るようになって、ありがとう、ごめんなさいが言えるように。

必ず、成長には段階があり、その都度、小さな目標設定をするべきだと私は考えています。

簡単に『誉める』状況を作るには、小さな目標設定をすることで、結果を誉めることができます。

そして、何より重要なことは、あなたが思っている『当たり前』は、子供にとっての『当たり前』ではありません。

だからこそ、『当たり前』のことを誉めるようにしましょう。

結果しか誉めない

結果が出てないうちは、誉めることがないと思っていませんか?

結果が出てるときは、よくできました。でいいんですが、

目標設定が高くなっていけば、おのずと結果も出にくくなります。

そもそも簡単にクリアできる目標は、目標でもなんでもないですから。

目標がクリアできない時期って、結構しんどいですよね。

辞めたくなることもあると思います。

なので目標は『ちょっと頑張らないとクリアできない』もの、逆に言えば『ちょっと頑張ればクリアできるもの』に設定するのがポイントです。

何度かチャレンジして、成功するといった感じですね。

逆に何度やっても、目標達成できない場合は、目標設定が誤っている可能性が高いので、半分下げた目標を再設定することも必要かもしれません。(あまりオススメはしませんが…)

さて、ほんとうに結果しか誉めることはありませんか?

そんなことないですよね。

私が誉める箇所の大半は、結果ではなく『過程』です。

過程を誉めるテクニックを覚えれば、誉める箇所はめちゃくちゃ増えます。

そして、過程を誉めることは、失敗し続ける子供に勇気を与え、あきらめずに何度も課題に立ち向かう、粘り強い子供を育てます。

過程を勘違いしてもらっては困るので事例を出しておきます。

例えば、算数の問題で90点を獲ることを目標にしたとしましょう。(私ならこんな目標設定にしませんが、わかりやすいようにココではそうします。)

1回目のテストでは、60点でした。

2回目のテストでは、80点にまで点数が伸びました。

この際、『前回のテストよりも20点も多く点数獲れたね。』という誉め方でいいのでしょうか。

そうです。

この誉め方は、『結果』を誉めていますよね。

『過程』を誉めるといのうは、そういうことではありません。

例え、同じ問題で間違えていたとしても、解を導き出す過程の計算式が前回よりも合っていれば、そこを誉めるんです。

『この部分は前回間違っていたけど、今回は理解してるやん。』って感じですね。

そして、正解に辿り着くには、何を理解しなければならないのか、再度教育し、次はできると背中を押してあげるんです。

事実を見ていない

誉めるにしても、叱るにしても、すべては『事実』を見極めることから始まります。

『見た目』で評価してはいけない。

こんな言葉が世の中には溢れていますが、見た目で評価されたこと、皆さんありませんか?

私…まあまあ、ありますw

専門学校時代の先生、前回もご紹介した私の師匠ですね。

小さい頃から、人の話を聞くときは、目を見なさいと教わっていた私は、入学してすぐのHRで、師匠の話を真剣に、目を見て、話しを聞いてたんです。

すると…後日……

『あんた入学してすぐのHRで、めっちゃ睨んできたやろw』

・・・・・・・・・なんでやねんw

当然、それは冗談なんですが、私の顔つきが、そんな冗談を言わせたのでしょうw

他にも……

最近は随分と見かけなくなりましたが、ひと昔前は、元ヤンキーがボランティアしてて素晴らしいみたいなテレビあったでしょ。

あれ、全然納得いかへんねんけどw

ボランティアしてる人は、みんな素晴らしいって話じゃないの?

なんで、普段まじめな人がボランティアするより、ちょっと世間に迷惑かけてた人がボランティアしたほうが評価されんねん。

逆やろw

どうせ見た目で判断するんやったら、世間に迷惑かけた分、もうちょいボランティアやってもらわんと!ぐらいの報道せんかいっ‼

はっ‼

取り乱してしましました。

失礼しました。

話を戻します。

前後に何があったかは関係なく『事実』を見極めて評価することが重要ということです。

そのためには、普段から相手に関心を持ち、一人ひとりと向き合っていなければなりません。

普段から見ていないと、誉めるべき『事実』が見えないんです。

逆に普段からしっかりと見ていると、結果や過程だけでなく、例えば、物事に取り組む『姿勢』や『思考』といったことにも、誉めるべき『事実』が見つけられるようになります。

YATAGARASU流『誉める』コツ

誉めるコツは、たった一つしかありません。

『具体的』に誉めることです。

例えば…

  • 上手くなったね
  • 頑張ってるね
  • 熱心だね

これは、非常に『抽象的』です。

具体的に誉めるというのは、何が上手くなったのか。何を頑張っているのか。を明確にすることです。

意外と簡単でしょ。

でも、事実を見極めていないと具体的な言葉は出てこないんですよ。

また、少し話はズレますが、

『表面的』よりも『内面的』を意識することを頭の片隅に置いておくといいかもしれません。

人は、『外見』や『所有物』を誉められるよりも、自分自身の内面を誉めてもらったほうが、心に刺さるものです。

『誉める』を上達させるオススメ『ワークショップ』

私がオススメする『ワークショップ』を一部ご紹介します。

接客に関わる専門学校に従事していたので、よく生徒にさせていました。

是非、ご家庭でも実践されてみてください。

家族が円満になること間違いなしですw

朝の『いいね!』共有システム

ネーミングセンスの無さよ…w

我ながら、ガッカリやわ……

これは、パッと見た瞬間に、『ええやん!』と感じたことを相手に伝えるという非常にシンプルなワークショップです。

そして、外見や所有物でもOKです。

というか…そもそもが、初対面の人を想定したワークショップなので、表面的なことしかわかりません。

例えば…

  • 今日の服装とネイルが合ってて素敵やね。
  • メイク変えた?すごい可愛いよ。
  • その色めっちゃ似合うやん。

みたいな感じです。

これを毎朝、家庭でやってみましょう。

気持ちの良い、1日のスタートがきれますよ!

悩んだらダメですよ。

見た瞬間に、パッと言わないと練習になりませんからね。

夜の『 thank you 』共有システム

あかん。

ネーミングが絶望的や。。。

これは、基本的には、今日1日の中での『ありがとう』を共有するワークショップです。

日頃の『ありがとう』を伝えても構いませんが、観察していないと伝えられないワークショップを体験してほしいので、出来るだけ今日1日の中での『ありがとう』を見つけてみてください。

『いつもご飯作ってくれてありがとう』じゃないですよw

『いつも、健康を考えたバランスのいい食事を考えてくれてありがとう』です。

具体的に誉めましょう。

そうすると、相手は『私のこと見てくれてるんやな』って思ってくれるんです。

『当たり前』と思っていることに『ありがとう』を伝える、良い機会になればいいですね。

眠る前にすると、良い夢が見れそうですw

この2つのワークショップは、毎日続けることが大切です。

恐らく、1週間くらい経った頃から、キツくなってきますw

それを乗り越えることが大切です。

ポイントは、このブログでお伝えしたことです。

是非、チャレンジしてみてくださいね。

今日は、ここまで。

次回は、叱り方にしましょかね。

では、ばーい。

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