『あなたは最近、人に誉められましたか?』
役職が上がれば上がるほど…
誉められることも、叱られることも少なくなってしまうものです。。。
学校長をしている時は、唯一ひとりだけ叱ってくれる他部署の先輩がいました。
あっ。
大好きな友人の『社長』にも、よく怒られたなw
叱ってくれる人がいるって、ホントに幸せなんですよ。
自分自身の言動や行動が正しいかなんて、自分では気づきにくいものですから。
本気で誉められることも無くなりますね。。。
よいしょ。は増えますけどねw
寂しいものですよ。
かと言って…『誉めごろし屋』にお金払って、誉められても全然嬉しくないやろうしねw
なんせ、誉めるって『承認』がないと、効果は激減しますから。
そして、やっぱり上手く誉めて欲しいもんです。
さて、今回は『誉めテク上級者がコッソリ使う。人を惹きつける誉め方』をテーマにお話ししようと思います。
ホントに教えたくないんですよw
だって、私が今後やりにくいでしょw
『あっ。コイツこの前ブログで書いてた、あのテクニック発動したなw』
とか思われたら、ハズいやんw
それに効果も半減しそうやし。
まぁ、でもそれだけ冷静に分析できる人なら、そもそも誉めるのも上手いか。
『誉めるコツ』は以前に、紹介しましたのでコチラからどうぞ。
では、いってみましょう。
文字で誉める
本来、誉める最高のタイミングは、アクション直後であると言われています。
何か良い行いがあった瞬間に誉めるということですね。
『誉める』は、反射神経です。
そして、ワードは然程、重要ではありません。
良い言葉を探すことなんてしなくていいんです。
感じたことをありのまま口に出せばいいんですよ。
それでも、やっぱり反射神経に自信がない方も多くいらっしゃると思います。
そうなると、後から誉めることになってしまいますよね。
こうなるとワードは多少考えないといけません。
なぜなら、具体性の需要が高まるからです。
そんなあなたにオススメする誉めテクが…
『文字で誉める』です。
文章自体は、短くて構いません。
ちょっとしたカードに書けるくらいの文章にまとめましょう。
書くポイントとしては、
- 何に対して、素晴らしいと思ったのか、具体的かつシンプルに
- その時の自分の感情
- 何に期待しているか
この3点を意識して書くといいですね。
例えば…ポイントに沿って書いてみると…
- お客様の要望を的確に引き出すカウンセリング
- めっちゃめちゃ感動しました。努力が垣間見れて嬉しかったよ。
- この調子で指名がどんどん増えることを期待してるよ。
こんな感じですね。
文字にして伝える場合は、しっかりと考える余裕もあるので、反射神経に自信がない方は是非やってみてくださいね。
あと、直筆で書いてくださいね。
特に、生まれた時から既にインターネットやスマホが存在していた、デジタルネイティブ世代と言われる若者たちは、手紙やはがきを貰った経験も少ないんです。
だからこそ、直筆のメッセージのような、アナログなものに心惹かれます。
生徒に渡したカードも、お守りのように持ってくれていました。
意外と直筆のメッセージは、相手の心に刺さるものです。
プラスのワードに変換する
以前にもお話したように、人は欠点を見つけることに長けた生き物です。
なので、誉めるのが下手と思っている方でも、欠点には目がいくんです。
これを利用して、欠点も誉めてしまうというテクニックですね。
プラスのワードに言い換える訓練は必要ですが、慣れればかなりの誉めテク上級者になることが出来ます。
例えば…
水や洗剤、薬品を取り扱う人には、手が荒れている方が多くいます。
あなたの隣に座っている人の手を見た瞬間に、手が荒れているのが見えました。
この方に、あなたは何と声を掛けますか?
『手が荒れて、大変そうだね。』
『痛そうだけど大丈夫?』
『肌弱いの可哀そう』
ほとんどの人が、こんな感じのコメントかなと思います。
私なら、こう言います。
『仕事頑張ってる手やね。』
きっと、この一言ですべてが報われたように感じてくれます。
そして、
『この人は、私のことわかってくれてる。見てくれてる。』
って思ってくれます。
手荒れって、別に悪いことじゃないんですが、自分としては痛いしかゆいし、嫌ですよね。
周りもそんな自分の手を見て、心配してくれたりするのが通常です。
だから余計に手荒れって、ネガティブなものとインプットされていくわけです。
そのネガティブな状態をあえて、ポジティブに捉えることで、斬新な切り口になりますよね。
これが、人を惹きつけるワザです。
この人は、他の人と違う。
自分のことをよくわかってくれているんだ。
そんな感情を引き出すことが出来るんです。
このテクニックは、結構強烈ですよw
そして、このテクニックが使える人は、間違いなくモテますw
第三者の力で誉める
これはね。
私が尊敬して止まない親友の『ぴーこ』から教えてもらったワザです。
10年以上前かな。
ぴーこが『誉める』について、プレゼンをすることになったんですね。
私の家に集まって、資料やら映像やらを作成しながら、ふたりであーだこーだやってた時に、ふとぴーこが言ったんですよ。
『俺、結構まわりの第三者から「誉めてたよ」って言ってもらうようにしてるねん』
はい。かしこ。
かしこ確定です。
みなさんも経験ないですか?
なんか友達から…
『そういえば、この前コーチがお前のこと誉めてたで』
って言われたこと。
あれって、意外とめっちゃ嬉しくないですか?
面と向かって、なかなか誉めることが出来ないという、あなたにオススメのテクニックです。
『第三者のパワーで誉める』と定義し、『D3P』という共通言語を作ったのは、この時ですw
共通言語が安易www
これね。
『誉めてたって言うといて』って言うたらダメですよ。
あくまでも、第三者に対象者の素晴らしいことを自然に吹き込むんです。
しかも、第三者諸共誉めてしまいます。
例えば…
誉めたい対象者を『かめたろす』
第三者を『TAIRO』としましょう。
どんな名前やねんw
かめたろすを誉めるために、TAIROの力を借りるという構図ですね。
『TAIRO最近めっちゃ上手くなったやん。毎日、頑張ってたもんな。そういえば…かめたろすも最近めっちゃ伸びているよな。ふたりで一緒に練習でもしてるんか?ふたりの成長速度には、驚かされるわ。TAIROもそうやけど、とにかくかめたろすは呑み込みが早いよ。センスがあるんやろな。君たちは、売れっ子になるで』
みたいな感じでw
第三者は、対象者に極めて近い友達を選ばないとダメです。
友達が誉められてるのって、嬉しいじゃないですか。
その友達に、教えてあげたくなるでしょ。
自分も誉められてるから余計に言いたくなります。
教えてあげたくなるような話題を提供することが重要です。
それにしても、名前ミスったなw
内容が入ってきにくいw
でも、まぁ。二人とも私のリアルな友人のあだ名なので、勘弁してくださいw
今日は、ここまで。
いかがでしたか?
その瞬間に誉めることが出来れば、それに越したことはないですが、やっぱりまだ苦手という方は、是非チャレンジしてみてください。
また、瞬時に誉めることが出来る方でも、このテクニックを組み合わせて誉めることで、更に誉めテク上級者に近づくことが出来ます。
そして、毎回言っていますが、何事も続けなくては成果は生まれません。
カード一枚渡したところで、何も変わりませんよ。
とにかくやり続けることを意識しましょう。
では、ばいちゃ。
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