今年の春は、コロナ禍により…見たくない光景を見ずに済んだ。
花見の季節、また出逢いと別れの季節。
必ず、訪れる…飲み会。
私は、飲み会は大好きだw
しかし、この時期に出てくるアホどもが許せないのだw
その名も…
『イッキ飲みし隊』w
そりゃ、私が若い頃に比べれば…『酒』も『たばこ』もやらない素晴らしい若者が増えた。
それでも、まだこの忌々しき悪習は残っている。。。
そして…この悪習は、おっさん連中も未だ行っている光景を見かける。
もう。うんざりするんですけど。
あれの『楽しさ』『面白さ』を私に理解できるよう教えて欲しいものだ。
嫌悪感しかない。
でもね。
思うんです。。。
もしかしたら……彼らは、あれをコミュニケーションのひとつだと思っているんじゃないかと。。。
確かに、『飲み会』というものは…コミュニケーションのひとつだとは思うが……
『飲み会』というコミュニケーションを図って、『安心・安全』と感じる環境が整ったことを、私は見たことがない。
それは『酒』に関わらず、『お茶』でも構わない。
喫茶店で話をして、『安心・安全』と感じる環境が整ったことを、私は見たことがない。
結局は『なにでコミュニケーションを図るか』ではなく、『どんなコミュニケーションの図り方をするか』が重要だと思うんですよ。
今日は、そんな『安心・安全な環境を築くコミュニケーションの図り方』のお話です。
目次
コミュニケーションってなんだ?
【コミュニケーション】気持ちや意見を言葉などを通じて相手に伝えること。
この説明を見ると、確かに『不足』したら良い関係は築けないですよね。
そうなんです。
コミュニケーションは不足するとダメなんですね。
『じゃあ、やっぱりたくさん会話をすることが大事なんじゃないか。』
その通りですw
たくさん会話をすることも大切なことです。
但し……『安心・安全』と感じられる会話ができればです。
私が言いたいのは、何も考えずに、いくら会話をしても『安心・安全』には繋がらないよってことです。
『安心・安全』な環境ってなんだ?
人間関係に絞った『安心・安全』な環境を一言で表すなら…
『本音で話ができる場所』じゃないでしょうか。
この人なら、このチームなら、本音で話が出来る。
そう思える環境が『安心・安全』だと思うんです。
『自分の居場所がある』と表現されることもあります。
本音が言えない環境に『安心・安全』はない
あなたは、どんな人にでも『本音』で話をしていますか?
家族。ママ友。クラスメイト。職場の同僚、上司部下、先輩後輩。
なかなか難しいですよね。
別にプライベートなことをすべて開示する必要はありません。
その関係性において、必要なことをすべて開示できる環境があるかと言うことです。
仕事であれば、自由に発言が出来るか。
『良い』『悪い』を上司部下、先輩後輩に関係なく、はっきりと伝えられるか。
自分の意見を持っていないのは論外ですが…
自分の意見を持っていても、言えない人って…結構、多いと思うんです。
入学してくる生徒たちの中にもいるんですよ。
お前はダメだと育てられ自分に自信がなかったり、いじめられた経験がある生徒は、自分の意見を言えない傾向にあります。
そういう子供たちを救うのは『承認』しかないんですよね。
しかし、これは教育プログラムで、チーム内で解決することも可能です。
※『承認』については、以前の記事を読んで頂ければ幸いです。
本当に大切なことは、コミュニケーションを図ることではなく、コミュニケーション能力を育てることである。
そんなこと、言われんでも分かっとるわい!
そんな声が聞こえて来そうですが…
【コミュニケーション能力】対人関係において、お互いの意思疎通をスムーズに行う能力。
重要なことは『お互い』ということです。
コミュニケーションは『一方通行』では、何の意味もないんです。
でも、コミュニケーションの意味を思い出してください。
一方通行でしょw
だから『酒』を飲もうが『茶』を飲もうが、関係性は良くならないんです。
コミュニケーションをいくら図っても、一方通行なら何も変わらないですから。
『お互い』が意思疎通をしなければ、本当の意味で『コミュニケーションが取れている』とは言わないんです。
やたらと勝ち負けにこだわったり、責任の所在ばかりを気にする人っているでしょ。
あぁいう人って、社交的な方が多い傾向にあるんですよ。
ペラペラと、おしゃべり上手でもありますからねw
間違わないでほしいんです。
あれは、コミュニケーション能力が高いとは言いません。
あれは、自意識過剰のおしゃべりモンスターですw
でも、本当は自分が傷つくのが怖くて、他人を傷つけてしまう。
ちっちゃな、ちっちゃな、どーしようもない『馬』と『鹿』です。
何度も言いますが…
コミュニケーションとは、お互いの意思疎通が生まれて初めて意味を成します。
そして、コミュニケーション能力は、教育プログラムにより開発が可能です。
この教育プログラムは『3つ』の段階に分けて、能力開発を行います。
そして『プログラム』なので、順序が非常に大切なんです。
今日は、ここまで。
次回、『コミュ力を育てる教育プログラム』をご紹介します!
では。
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