『ちゃんと HOME STAY しとるか?』というパイセンの連絡に…頭フル回転。
ここは、ノリツッコミか⁉
いや、しかし……
本気で間違ってる気がする……
というより、絶対に本気で間違ってる………
万に一つ、ボケやったとしても、
『いや~、ホストマザーがやさし…って STAY HOME や!』
って、大きい声出すのもメンドクサイくらい、おもんないボケや………
・・・・・・・・・・・
『あっ。はい。』
勇気をもって、ノリツッコめなかった國米です。
みなさん。横文字が苦手なら、無理に使うのやめましょw
迷惑ですw
さて、前回は、もう誉められずにはいられない!誉めないあなたもクセになるYATAGARASU流『誉め方講座』をお届けしました。
ワークショップやってみましたか?
やったという方は、続けてくださいね。
まだという方は、まずやってみましょう。
今回は、『叱り方』です。
これ間違ってる方、結構多いですよ。
今日は、やる気の出る叱り方とは何か、そんなお話です。
『誉める』と『叱る』は同意語か?を読んでいない方は、そちらを読んでから、このブログを読み進めたほうが分かりやすいと思いますので、是非どうぞ。
注)ブログがちょっと長いという、ご指摘も頂きましたので、試験的にもう少し簡潔に書いてみます。もっと詳しく聞きたい方は、コメント欄に記載いただくか、InstagramのDMにてご質問ください。
目次
叱り方が下手な人の『5つ』の特徴
人は『欠点』を見つけるのが得意であるという話は、前回のブログでお伝えした通りです。
叱るポイントは、分かっているという方が、ほとんどということですね。
あとは、『叱り方』なんです。
それさえ、マスターすれば叱ることも苦痛でなくなります。
自分の経験を持ち出して叱る
自分の経験やプライドに拘って、叱る人いますよね。
『俺が若い時は…』ってやつです。
叱られてる側は『そんなん知らんわ!』ですね。
余計なことは、要らないんです。
『事実』だけを咎めましょう。
ついでにアレコレ叱る
これ、めっちゃ多いですよ。
『この前も……』『あの時だって……』って、全然関係ないものをくっつけてくる人ね。
それは、この前終わったやんって、話まで持ち出された時には、素直には聞けないです。。。
小さな罪を責め倒す
これね。
細かいが故に、小言やと気付いてない人が多いんですよ。
少々ルール違反だったとして、時として、目を瞑ることも必要です。
ただ、一度許してしまうと、REDラインをジリジリと下げてくる子供もいます。
『この前は、なんも言わへんかったやん。なんで今日に限って言うの』って、もっともらしい、棚上げ作戦ですねw
そんなときにオススメするのが、勧奨型で叱る方法ですね。
勧奨型の詳細は、のちほど説明します。
誰かと比較して叱る
これは、ほんとに傷付くので、今すぐやめたほうが得策です。
- 兄弟と比べる
- 同級生の友達と比べる
- 同僚と比べる
意外とやってしまってますよ。
『お兄ちゃんは、まじめやったのに…』
『となりの太郎君は、いつもいい点獲ってるのに、あんたは…』
『同期の山本くんは、もう契約とってきてるよ』
みたいなやつですね。
これ、叱るべき『事実』から、かなり逸脱してますよね。
これを続けていくと…自己肯定感が失われていきます。
- どうせ自分は、ダメな人間だ
- どうせ自分は、必要とされない人間だ
- どうせ自分は、嫌われている etc…
絶対に幸せにならないですよ。
叱りっぱなし
これまた、やりがちな失敗です。
叱ったことを理解したのか、相手の変化を見極め『事実』を誉めることが重要です。
叱りっぱなしで、あとは知らんというのは、自分の不満をぶつけただけで、あまりにも無責任です。
なんとか成長させてあげたいと願い、叱ったのなら、最後まで責任をもって見届け、評価しましょう。
以上、5つの特徴を見てもらいました。
全てにおいて、共通していることは、叱るべき『事実』だけを抽出するということですね。
YATAGARASU流『7つ』の叱るコツ
叱り方にはコツがあります。
7つのコツを使い分け『お叱りマスター』になりましょうw
『誉める』⇒『叱る』⇒『誉める』の順番を鉄則とする
まず重要なことは、相手が指摘を受け入れられる状態にあるかです。
何を言っても聞かない状態の時には、当然何を言っても聞きません。
相手の心を開いてから指摘しなければ、いくら正しいことを伝えても相手の心には刺さりません。
『誉める(感謝、労い)』 ⇒ 『叱る』 ⇒ 『誉める(期待、激励)』
この順番で進めることで大抵の場合、相手は指摘を受け入れます。
『勧奨型』で叱る
『〇〇するな』という禁止ではなく、『△△しよう』という勧奨型で叱る方法です。
これは、結構使えますよ。
『汚すな』ではなく、『きれいに使おう』といった感じですね。
語尾が重要ですよ。『きれいに使ってよ』はダメです。
私がよく使っていた事例としては…
『サボるな』ではなく、『そろそろ本気出そか』ですね。
やったろうぜ感がクラスに広がりますw
『具体的』に叱る
誉め方と同様、叱るときも具体的にしないと相手には伝わりません。
『印象を良くしなさい!』この言葉には、何の意味もありません。
『口角を上げて、上の歯が見えるように笑顔を作ると印象が良くなるよ』
というように、出来る限り具体的な言葉で叱ることで相手は納得します。
『時代』に応じた叱り方を学ぶ
過去の成功事例に固執することなく、柔軟に知識を吸収する姿勢が必要です。
『教育』というものに、『 better 』はありますが、『 best 』はありません。
時代とともに変わっていくものです。
怒鳴り散らし、根性論で追い詰める、そんな教育は20年前に終わってますよw
『心に刺さる言葉』で叱る
相手によって、刺さる言葉は異なります。
相手が、どんな人生を歩んできたか。何に興味をもって、何が好きなのか。
まっすぐに向き合い、相手のことを知ろうとしなければ、心に刺さる言葉が見つかることはありません。
『夢を共有』して叱る
だいたいのことは、この叱り方で解決します。
夢や目標を共有しておくことによって、今、何が必要かを相手に問うことができます。
あーせぇ、こーせぇと言うよりも、自身で出した答えによって行動するほうが、はるかに効果がありますし、持続もします。
ただ、このやり方が通用しない場合が、一つだけあります。
ええカッコしぃの大人の場合ですね。
自分を大きく見せることが、彼らの防御策なので、夢や目標も大きく出てきます。
行動を促すまでは、調子のいい感じで返事をしますが、いざ行動するとなると、腰が非常に重たくなります。
これね。
25歳超えてたら、もう手の施しようがないんですよ。
私なら…そんな人は早い段階で見切りますw
冷たいようですが……組織の癌にしかならないので。。。
『是が非でも』と腹をくくり叱る
中途半端に叱るなら、初めから叱らないほうがマシです。
無責任に叱りつけるのだけは辞めましょう。
『何としてでも、人生を好転させてやるんや!』という、強い信念をもって叱ってください。
全3回にわたり、『誉める』と『叱る』についてお話をしてきました。
『叱る』とは、『相手の良くない点を指摘し、やる気にさせ、正す。』
ということを、決して忘れてはなりません。
やる気が出なければ、それは叱ったことにならないのです。
大きな声を出すことが『叱る』ではないことを、是が非でも認識してください。
子供たちの未来に光を差すことは、あなたの重大な責務です。
今日は、ここまで。
次回は『承認』についてお話しますね。
んなーね。
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