『おいは、官軍に負けたんじゃなか。清正公に負けもした。』
熊本城を攻略できず…西南戦争に敗れた、西郷隆盛が遺したあまりにも有名な言葉です。
みなさん、こんばんは。
あの加藤清正公が築いた、難攻不落の熊本城を……
現代兵器を駆使する陸上自衛隊は陥落させることができるのか⁉
雑誌『MAMOR』のガチ企画で検証しています。
これは…オモロい!
城マニアの私としては、非常に興味深い企画でございますw
今日は、420年前に築城された『堅城・熊本城』は、現代兵器を使用しても陥落しないのか⁉
そんなお話です。
熊本城の防衛性能
昨日の投稿でも、防衛性能の紹介はしたが…あの程度で収まるはずもないw
『防衛過剰』とも言われる、我らが熊本城ですよw
紹介した以外の防衛性能も、もう少し紹介しておこう。
6棟の五階櫓
『宇土櫓』『飯田丸』『数奇屋丸』『西竹ノ内脇』『本丸東』『裏五階櫓』6棟もの櫓が本丸を囲んでいます。
『宇土櫓』は、日本でも最大の櫓じゃないですかね。
現存する、天守と比べても…姫路城、松本城、松江城に次ぐ4番目の大きさです。
また『飯田丸』は、熊本地震で知った方も多いんじゃないでしょうか。
『奇跡の一本石垣』ですね。
五階櫓が6棟も存在していれば、上から下への攻撃はかなり強力だったに違いありません。
虎口に侵入した敵を一網打尽にします。
石垣の上に立つ平櫓
ここも武者返しを採用しているので、登ることは不可能に近いです。
そして『石落とし』の仕掛けもあり、狭い通路を進むと頭上から岩が落ちてきますw
やばっ。
日本一の長壁(長塀)
その長さ、なんと。
242メートルにも及ぶ壁が立ちはだかります。
石垣の上には、狭間(城内から銃を打つための、小さな間口)も設置され、坪井川を渡って侵入しようとする敵を迎え撃ちます。
強固な櫓門
城内に侵入するための『櫓門』は非常に強固に作られている。
門を打ち破ろうとする者は、櫓から一斉射撃を仕掛けられ門を打ち破ることも難しいとされる。
開戦!陸上自衛隊 VS 加藤清正公
さて、それでは双方のステータスをご紹介しましょう。
まずは、熊本城のステータスです。
- 【城内の軍勢】1,000人
- 【城内の装備】火縄銃、弓矢、日本刀
そして、自衛隊のステータスです。
- 【自衛隊員数】800人
- 【自衛隊装備】89式5.56ミリ小銃、対人狙撃銃、88式鉄帽、手榴弾、防弾チョッキ
自衛隊の勝利条件は、1日で天守閣を制圧すること。
でも…ちょっと軽装備すぎない?w
重火力装備は一切なしですか…
たぶん…櫓門すら突破できないと思われます。。。
清正公を甘く見すぎじゃないですかね…w
陸上自衛隊の惨敗⁉
結果から申し上げると…
陸上自衛隊の惨敗でございますw
420年経ってもなお、清正公が築城した熊本城を打ち破ることは不可能でした。
『桝形虎口の悲劇』とでも言いましょうかw
想像通り、圧倒的な火力不足でしたね。。。
それにしても…ここまで完膚なきまでに、自衛隊がやられるとは思っていませんでした。。。
小銃といっても、性能で言えば、熊本城側の装備をはるかに上回りますからね。
射程にしても、500Mはあるでしょうし…
まぁ、それでもやっぱり虎口ですよ。
虎口と櫓にやられてしまいましたね。
天守に侵入するどころか、虎口すら突破できなかったというのは驚きです。
やはり、清正公が築城した『熊本城』の防衛性能は日本一ではないか思わせてくれる一戦でした。
戦いの詳細もかなり面白かったですよ。
どう陸上自衛隊が攻略していくかは、非常に見応えがあります。
興味のある方は是非お読みください。
尚、Kindle Unlimited に加入すれば、色んな書籍が読み放題です。
読書フリークであり、活字中毒の私には、有難いサービスですw
無料期間もありますので、興味があれば加入してもいいんじゃないでしょうか。
今日は、ここまで。
では、ばいなら。
コメント