セクシャルマイノリティをカテゴライズするvol.1

LGBTQ+
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ディズニーランドの『スプラッシュマウンテン』が設定変更するらしい。

そういえば…スプラッシュマウンテンって、何のディズニー映画と関係があるんや?

ディズニーランドの乗り物は、当然、ディズニーの世界に登場するものがテーマになってますよね。

シンデレラ城にしてもそうだし、ダンボだってそうだ。

でも…『スプラッシュマウンテン』って……なんだ?

ちょっと、調べてみました。

スプラッシュマウンテンは、1946年のディズニー映画『南部の唄』の世界観がテーマになってるんだって。

『南部の唄』?

聞いたことないぞ。

それも、そのはず。

『南部の唄』は、1986年以降、ディズニー側の自主規制により、一度も放映されていない。

作品の黒人描写に問題があるとして、公開当初から批判的な声が多かったそうだ。

そして、いま起こっている人種差別問題により、遂にアトラクションのテーマも変更されるという。

スプラッシュマウンテンは、2009年に公開された『プリンセスと魔法のキス』に設定変更される。

東京ディズニーランドでは、どうなるんでしょうかね。

それにしても…問題があると指摘されて、自主規制により放映されなくなるまでに、40年もかかっている。

様々な議論がなされた40年だったとは思うが…

ディズニーランドにスプラッシュマウンテンが登場したのは、その3年後である1989年。

ん?

映画の放映を自主規制した後に、アトラクション作ったってことよね。。。

正直、私はこのような問題があったことを知りませんでした。

無知って、怖いです。

何も知らずに、楽しくワイワイ乗っている人がいる一方で。

スプラッシュマウンテンの世界観に悲しむ人がいる。

決して、スプラッシュマウンテンに楽しくワイワイ乗ることがダメだということではないですよ。

『文化』『意味』『歴史的背景』を知らないことが問題なんです。

他にも、米大手化粧品会社は『美白』という言葉を撤廃する動きが高まっている。

日本でも『美白』は人気ですが、『コギャル』ブームの時には小麦色の肌が流行ったし、『ガングロ』だって存在した。

あのメイクをしていた人達は、恐らく人種差別問題の意識など、ほとんどない人だと思う。

『肌の色を変えて、笑いにするから差別と言われる』という人もいる。

アダモちゃんが叩かれて、ラッツ&スターが叩かれないのは、そういうこと。

本当か?

じゃあ、渡辺直美は白人の格好をして、アメリカで笑いを取ったのは何なんだ?

肌の色を変えて、笑いを取ることが差別ならば、あれは明らかに差別だと思うが…

白人は良くて、黒人がダメというのなら、それこそ差別を助長しているように感じるのは、私だけでしょうか。

実際、私はダウンタウンの黒塗りを観ても、人種差別だとは思わない。

面白かったかと聞かれれば、特に笑いもしなかったが…w

それは、私が単純に面白く感じなかっただけであって、私が人種差別と感じて、笑えなかったわけではない。

『目を細く見せるポーズは、日本人を侮辱したポーズだ』

そう言われても、日本人である私は、正直なんとも思わない。

せいぜい、

『面白いと思ってんのかな?』

『笑いのセンスがなさすぎやしなか?w』

その程度です。

韓国のサッカー選手が、日本戦で日本人を侮辱するとされる猿のマネをして問題になりましたよね。

あれもさ。

もうちょっと、面白くできひんかったんかなw

サルのマネが下手すぎるねんw

やるなら全力でやりきれよw

私は、そんな風に思うんです。

同じ場面を観て、侮辱だと感じる人もいれば、単純にしょーもないと思う人もいる。

それでも、人種差別だと感じる人がいるということは、絶対に知っておかないといけないんです。

なぜなら……もしも韓国のサッカー選手が……

『猿のマネが日本人を侮辱するとは知らなかったんだ。僕は単純に猿が大好きだからやったんだよ』

と言ったとして、

侮辱だと感じた人は『じゃあ、しょうがいね』って、許してくれますかね?

きっと、許してはもらえないでしょう。

それは、何に対してもそうです。

そして、セクシャルマイノリティを理解することも同じだと思うんです。

前置きがめちゃくちゃ長くなってしまいました。。。

今日は『セクシャルマイノリティをカテゴライズする』そんなお話でしたねw

なぜカテゴライズする必要があるのか?

『セクシャルマイノリティをカテゴライズする』

そんな相談を『LGBTQ+』の方たちにすると…

『それは、非常に難しい…』

そう言われることが多くあります。

同じ境遇である人に、話を伺っても、微妙にニュアンスが変わってくるんです。

なるほど。これは難しい。

もちろん、龍にも相談しました。

龍の回答は…

やはり、難しいというものでした。

そして…龍は、それが如何に難しいことなのか。

私が理解できるように、長文のメッセージをくれました。

その内容は、めちゃくちゃ分かりやすい事例だったんですが……

残念ながら……ここで披露できるシロモノではないw

そして、あの文章をここで披露できるよう変換できるほどのスキルも、私にはないw

難しいことは、承知で。

それでも、カテゴライズする必要が、私はあると思っている。

それは、冒頭で伝えたように、理解を得るためには『知る』ことが第一歩だからです。

この世の中に、どんな人が存在しているのか。

これを『知らず』に、理解を求めることは不可能だと思う。

アメリカでは、ルーズベルトの銅像を撤去するそうだ。

撤去することが、良いか。悪いか。それは分からない。

でも、撤去したところで、歴史や事実は変わらない。ということは分かる。

『道徳の授業で、部落問題を取り上げるから差別がなくならない』

そんな声があるのも知っています。

でも。それは違うでしょ。

誤解を恐れずに言えば、『臭い物に蓋をする』だけです。

そんなことをしても、根本的な解決には至りません。

お互いの『文化』『意味』『歴史的背景』を知った上で、どうするべきかを考えなければならないんです。

セクシャルマイノリティの理解は、世界中で広がりを見せつつあります。

中国最大のセクシャルマイノリティ向けの社交アプリ『Blued(ブルード)』を経営する会社は、米ナスダックに株式公開する準備に入ったと言われています。

日本でもセクシャルマイノリティ向けの就職転職活動サイト『JobRainbow』があったりもします。

少しずつ、少しずつ、理解が得られている中で。

教育という観点から、世の中の風潮を変えるには、『知る』ことが必須だと私は考えています。

『知る』ことが、第一歩だと考えています。

だからこそ、難しいことを承知で、カテゴライズしようと決めたんです。

今日は、ここまで。

では、ばーい。

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