あなたは『嫌わてもいい』という言葉を誤解していませんか?

嫌われてもいいSNS投稿内容解説
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ブログの導入部分に『國米です』というワードを良く使うのですが…

かなりの確率で『國米フェス』とミスタイプする國米です。

どんなフェスやねんw

逆に気になるわw

よくわからない方は、キーボードの配置をご覧ください。

さて、今回は反響の大きかったSNS投稿内容を解説していきます。

『嫌わてもいい』という考え方を誤解している方、あなたの周りにもいませんか?

私の周りにも数名、『勘違いしてるんじゃない?』と思う方がいました。

今日は、そんな『嫌わてもいい』という考え方の勘違いについてのお話です。

『嫌われる覚悟』≠『ホントに嫌われる』

『嫌わてもいい』というのは、当然のことながら『自ら嫌われようとする』ことではありません。

また『本当に嫌われてもいいですよ』ということでもありません。

数年前に『嫌われる勇気』という書籍が話題になりましたよね。

あのタイトルだけを見て、一切読んでない人にも誤解している方が多いんじゃないかと思います。

例によって、自己啓発本を敬遠しがちな私ですがw

この本は、ザっと目を通しました。

読み手によって、賛否が分かれるような表現も含まれる書籍だったので、ここで書評をするつもりはありません。

でも、この本でも『嫌わてもいいよ』なんてことは書いていませんよ。

個人的な感想を、ざっくり言うと…

『行動の【原因】を考えるより、【目的】を考えよ』

『【目的】を達成するためには、【嫌われる覚悟】も必要である。』

といった至極まっとうなことが書かれています。

そして、『人がどう思うか』ばかりを考えて生きていくことへの『生きづらさ』を説き、『もっと自分らしく生きようじゃない』って感じの本ですね。

まあ、その表現が少し過激というか…私自身は何とも思いませんでしたが…

逆に、読んで傷付く人もいるやろな。といった書籍です。

一つ事例を挙げると…

引きこもりの【原因】は、『親からの暴力』がキッカケだったかも知れないが、

引きこもりの【目的】は、『みんなが心配してくれる』『働かなくても良い』『身の回りの世話はすべて家族がしてくれる』である。

現状を変えるには【目的】が何かを考えよ。そこに解決策はある。

といった感じです。

いや、もうちょっと言い方あったやろ?w

といった、良くも悪くもストレートな書籍じゃないかと思います。

私も、人の目ばかりを気にする部下に、

『誰にどう思われたいねんw』

って、よく言ってたような…

傷付けていたらごめんなさい。

『自分は何を言われても傷付かない自信がある』という興味のある方は、読んでみてもいいんじゃないかと思います。

『嫌われる覚悟』=『媚びない』

私が考える『嫌われる覚悟』を一言で表現すると『媚びない』ということです。

要は『相手のご機嫌伺いはしない』ということですね。

親や上司、教師が……

『相手と真摯に向き合い、明るい未来の実現のため、時に厳しいと感じられる課題を提示する。』

そんな時に、媚びてる場合じゃないんですよw

少し考えれば、わかるはずです。

『人に嫌われたくない』という考えが、強い人ほど『媚びる』傾向にあるんじゃないですかね。

『人に好かれる人』は、決して『媚びている』から好かれているのではありません。

『人に好かれたい』のなら、魅力ある人になるしかありません。

YATAGARASU流『嫌われる覚悟』の真意

人を惹きつける『魅力ある人』って、どんな人ですか?

『他人とは違う、自分を持っている』

『独特の雰囲気がある』

『何かが突出している』

私は、そんな人が、人を惹きつけるんだと思います。

でも、逆に上記のような人を嫌う人もいますよね。

芸能人ランキングでもよくあるじゃないですか。

『好きな芸能人ランキング』にも『嫌いな芸能人ランキング』にもランクインしている芸能人。

あれはまさに、そういうことです。

人によって、『好き』と感じる人もいれば、『嫌い』と感じる人もいます。

いろんな考え方の人がいるし、それがダメなこととも思いません。(何の想いもない人に、わざわざ嫌いですと言う人の神経はわかりませんが…)

ただ『嫌われたくない』という強い想いから、『好きだ』と言ってくれている人の意見を無視してまで、自身を変えようとすることは無駄でしかないですよ。

なぜなら、『嫌われたくない』と変わった自分の姿にも、結局は他人の『好き』と『嫌い』が纏わりつくからです。

それなら、自分自身の生きやすいように、『ええやん!』って言ってくれる人がいる、ありのままの自分で生きたほうがいいじゃないですか。

それこそが『嫌われる覚悟』なんだと、私は思います。

もっと、ラクに生きてもいいんじゃないですかね。

『ホントに嫌わてしまった人』の悲しい末路

『嫌われてもいい』という言葉の意味を勘違いしたばっかりに、『ホントに嫌われてしまった』という人を、私は何人も見てきました。

その中には『わざと嫌われようとしているんじゃないか』と思う人もいます。

先に言っておきますが、『ホントに嫌われたらダメです』

特に、親や上司、教師が『ホントに嫌われた』としたら、それは『終了』を意味します。

だって、考えてみてくださいよ。

嫌いな人が言うことに、耳を傾けますか?

私なら無視ですねw

いくら、正しいことを言っていたとしても、

『誰ひとりとして、アナタの話は聞いてくれません』

実際、

『先生の言っている事は、正しいかも知れませんが、素直に聞けません。』

と言われてしまった教師を見たこともあります。

だから、絶対に嫌われたらダメなんです。

『子供は、両親を選ぶことができない』

『部下は、上司を選ぶことができない』

『生徒は、教師を選ぶことができない』

この言葉って、『人の上に立つ人』に対して、言われる言葉なんですよ。

でもね。

そんなことないですよ。

その人から『離れたらいいだけ』ですから。

もちろん、ものすごくパワーがいることですし、簡単なこととは思っていません。

それでも『親元から離れて暮らす』『退職する』『退学する』ことを相手が選択することはできます。

人の上に立つ人は、そのことを本当に理解してほしいと願います。

自分が嫌われたばっかりに、他人の人生を台無しにする可能性を、大いに秘めている立場であることを肝に銘じてください。

私も多くの失敗をしてきました。

自分に言い聞かせるように…『肝に銘じておきます。』

人に嫌われる理由

嫌われる理由は、さまざまですが…

『自己中心的』な人が、最も多い理由じゃないかと思います。

  • 自分の利益しか考えていない
  • 自分の保身を第一優先に考える
  • 機嫌によって態度が変わる
  • お金を支払う立場を勘違いして、店員に偉そぶる
  • 相手が知らない難題を吹っかけて、マウントを取る
  • 人の気持ちがわからない
  • 自分の気持ちを優先して素直になれない etc…

自己中心的に紐づく事例を挙げれば、キリがありませんw

社会で生きていく上で、誰とも関わらないことって、絶対にないですよね。

逆に、至極まっとうなことを言っているにも関わらず、『嫌われてしまう人』もいます。

私が大好きな友人の一人でもある『社長』もその一人でした。

本人の名誉のために、名前は控えさせていただきますw

職場の現状を憂い、何とか改革したいと。

改革することが、会社を成長させ、社員の未来を守ることになるんだと。

真剣に考え、発信しているのに『嫌われてしまう人』。

悲しすぎますよねw

大抵の場合、これは発言の内容ではなく、伝え方、言い方に問題があるケースがほとんどです。

そんな言い方せんでも…

ってやつですね。

みなさんも気を付けてくださいね。

今日は、ここまで。

次回は、『嫌われる教師あるある』でもしましょかね。

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では、ばいなら。

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