ベテラン社員が輝けないのは、あなたが原因です。【YATAGARASU再生工場】vol.2

教育
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みなさん。こんばんは。

今回は、『ベテラン社員が輝けないのは、あなたが原因です。【YATAGARASU再生工場】vol.2』ということで、前回の続きです。

ベテラン社員を輝かせる方法について、お話しております。

前回の記事をご覧になっていない方は、コチラも併せて読んでくださいね。

では、いってみましょうー。

ベテラン社員を輝かせる『5つ』の方法

前回、2つまでご紹介いたしました。

今回は、残り3つをどーーんとご紹介します!

前回の記事『ベテラン社員が輝けないのは、あなたが原因です。【YATAGARASU再生工場】vol.1』を読んでいない方はどうぞ。

『作業』から『仕事』へと思考を変換させる

『ベテラン社員は考えることをしない』

『もうこれ以上、成長しない』

この言葉もよく聞きますね。

個人的には、ベテラン社員に限ったことではないと思うのですが…

これは、明らかに上司の責任でしょw

考えることをしないのではなく、考えさせてないんです。

上司が『指示』を出すもんだから、それに沿った『作業』をすることで完結してしまうんです。

そんなことを続けてきた社員が、いきなり考えろって言われもムチャな話ですw

でも、そういう組織って…多いですよ。

そして、そういう組織の上司が『考えろ!』って言うときは、大抵、問題が起こった時だけです。

普段は『作業』しかさせないのに、いざ問題が起こったら『考えろ!』って、あまりに無茶苦茶じゃないですか?w

私が上司になった組織にもいましたよ。

『どうしたらいいですか?』って聞いてくる部下。

そんな時は、『どうしたいん?』と聞くようにしていました。

まず、重要なのは部下の気持ちやと思うんです。

例えば、ある問題に対して…

  • とことんまで改善したいのか
  • 一旦、終わらせたいのか
  • なんとか穏便に済ませたいのか etc…

部下がイメージする結末を共有することから始めるんですね。

そして、描く結末がチームにとって、良しとするならば、その結末に向かうためのプロセスを一緒に考えるといった感じですね。

もちろん決断するのは、上司の役目ですよ。

普段の業務なんかも同じです。

ゴールを設定して、最低限の明確なルールを提示したら、あとは部下に考えさせたらいいんです。

ベテラン社員は、経験も豊富です。

きちんを考えられますから。

『意見を聞いてもらえる。』

この環境が、ベテラン社員を輝かせます。

『職場に必要とされている、貢献できている』

この想いが、ベテランをまだまだ成長させます。

時代にクラッチを合わせる

『過去の栄光をいつまでも引きずっている』

んー。

過去の栄光は、引きずってはいけないんですかね?

いいんじゃないですか?

『過去の栄光』って、成功事例ですよ。

成功事例をあえて捨てさせることはないでしょ。

論語に『温故知新』という言葉あります。

古きを温ねて、新しきを知る。

昔のことをよく調べて、新しい知識を得るということです。

要するに、進化し続ければいいんです。

過去に成功した事例をそのままやっても上手くいきません。

でも過去の成功には、必ずヒントが隠れているはずです。

そこから学び、今の時代に合わせることが出来れば、経験豊富なベテランは、この上ない戦力に成り得ます。

それを再生させるのが上司の仕事ですよ。

上司は『再生工場』の工場長ですw

私の部下にもいましたよ。

若かりし頃、共に競い合っていた先輩。

当時、勢いに乗ってバリバリと実績を挙げていた彼女は、ホントに尊敬する先輩でした。

でも数年後、上司と部下という関係になり再会した彼女は、変わり果てていました。

当時、バリバリと仕事をこなす姿は見る影もなく、どこか斜に構え、『どうせ私なんて』と卑屈になっている彼女を見て…ショックでしたね。

ポジションとしても、担任を外され、最も低いポジションに甘んじていました。

そして、大ベテランである彼女に、周りの後輩たちがめちゃくちゃ気を遣うという最悪な状況…

共に時代を闘ってきた戦友としては…悲しい場面でもありました。

そして、私は決意するわけです。

工場長として、彼女を『再生』することをw

そこからは、怒涛の日々でしたね。

お互いが強い覚悟を持って挑まなければ、どちらかが潰れてしまうような戦いw

最初はね。

『やりたくない』って言ってた彼女が…次に『出来ない』って言葉に変わり、徐々に『出来るようになりたい』となり、『やりたい』に変わるまで半年w

どんだけ時間かかるねんw

でも、それほどに彼女は傷付いていたんです。

かなり厳しい口調で叱ったこともありますが、すべては『あなたの力が必要なんだ』ということを彼女には伝え続けましたね。

『やりたい』と思ってからの彼女の再生スピードは、半端なかったですよ。

半年後には、担任に復帰し、輝かしい実績の数々を打ち出しましたからw

その次の年度には、会社から数々の表彰を受けるまでになりました。

ベテラン社員って、そもそも経験やスキルはあるわけですから、『再生』させるのは、そんなに難しいことじゃないんです。

難しいのは『もっと成長したい』『変わりたい』と思えるかどうかなんです。

傷付き、疲れた心をリセットしてやることが出来れば、あとはクラッチを合わせるだけです。

私は、ただ彼女を『信じた』だけで、特別なことは何も教えていません。

あなたの部下も『再生』してみませんか?

『再生』した彼女は、現在、次期幹部として活躍しているそうです。

まぁ。私から言わせれば、まだまだ教えなアカンことはありますがwww

共に時代を闘い抜いた戦友として、彼女の第2の飛躍を期待しています。

『輝ける』場所を提供する

何度も言いますが、ベテラン社員ほど経験豊富でスキルを持ち合わせている人材はいません。

ベテラン社員を再生することが出来れば、強力な戦力に成り得ます。

そのためには、ベテラン社員が輝ける場所を積極的に提供するべきです。

仕事をオールラウンドに理解しているベテランには『新人教育』

一つのスキルに特化した職人肌のベテランには『新技術の開発』

そんな風に、ベテラン社員だからこそ出来るポジションを提供するんです。

上司であるアナタがすべきことは…

  1. ベテラン社員が生きるポジションを提供し、裁量権を与える
  2. 目標設定と最低限のルールを設定したら、信じて待つ
  3. 責任は、自分が取るとはっきりと明言し、自由にさせる

これだけです。

まぁ。これが難しいんですがw

出来ないと思っていても、やらせてみると意外と出来るものですよ。

実は、これは先述した、先輩部下の彼女を『再生』するのにも適用しました。

彼女には『Hair&make show』の Creative Director をしてもらうことにしました。

なんかファッションとかって、若い子のほうが色んなアイデアとか斬新なデザインを創造しそうなイメージありません?

実は、逆なんですよ。

美容業界やファッション業界に長がく携わっているほうが、色んなスタイルやデザインを知っているんです。

それだけでなく、なぜそのファッションが流行ったのか。

時代背景までもわかってるもんやから、今の時代に合わせた、より斬新なデザインが生まれるんですよ。

そして、何より。

彼女には、『イメージをカタチにする』センスと技術力がありました。

よくあるんですよ。

こんなデザインにしたいけど…どうやって造ったらいいのか分からないってこと。

それを彼女は、現実のモノにします。

作品創りに関しては、完全に彼女に任せてましたね。

そして、その彼女の作品創りに対する情熱は、徐々に周りの人巻き込んでいきます。

それぞれのプロフェッショナルが作品創りに関わってくれるようになるんです。

そして、更に良いものが創造される好循環が生み出されます。

でも、しんどいこともありますよ。

彼女が作品創りの中心人物ではありますが、彼女が動かすメンバーは同僚なわけですから。

色んな葛藤があったと思いますよ。

そんな時に、上司が手を差し伸べ、ちょっとだけ現状を変える手伝いをしてやれるかですね。

あるshowの当日に、作品の仕上がり具合をチェックしに行ったんですね。

すると、イメージしていた作品と違ったわけです。

そのデザイン自体は、全然悪くないんですが…『音』『光』『動き』すべて予定していたデザインに合わせている訳です。

これでは、良いshowは出来るけど、感動させるshowは出来ない。と私は判断したんですね。

彼女を呼んで、『どうしてデザインを変えたのか?』聞いてみました。

すると、協力してくれている同僚が提案してきたデザインを断れなかったと言うんです。

そのデザインも別に悪くはないからです。

『納得しているなら、それで構わない。音や光は今から出来る限り変更する』

そう答えると、彼女は…『妥協はしたくない。戻したい。』と。

そうなれば、責任者である私の出番です。

誰も傷つけることなく、作品を戻すことなんて簡単なことですから。

決して、上司がやってはならないことは、仕事を部下になげることです。

仕事を『任せる』ことと『なげる』ことは、全く別物です。

これを勘違いしている方、多いですよ。

責任は上司が取るものです。

それなのに…投げっぱなしジャーマンスープレックスをお見舞いする上司の多いことw

任せると言いながら、全然任せてない人もいますが…

仕事をなげる上司は、ホントに消えてなくなって欲しいですねw

これだけは、避けなければなりません。

仕事を任せられて、成果を挙げたベテラン社員は、やりがいを感じてくれます。

もっとやりたい。もっと成長したい。

そう感じるようになります。

それこそが、『再生』への第一歩です。

今日は、ここまで。

ベテラン社員の力を最大限に発揮させることが、業績アップの近道です。

それが、あなたの仕事です。

では、ばーい。

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